成績を上げる生徒の特徴のひとつは
学校・塾を休まないところ
おそらくこれは塾で仕事をしている人にとっては「そうそう!」と口を揃えるところでしょう
勉強は量が絶対的に大切
なので体調を崩してしまうと、どうしても周りよりも勉強量が減ってしまいます
特に中3の10月は
- 定期テスト
- 北辰テスト
- 英検・数検
などとにかく忙しい時期になります
例えば
1日で定期テストに向けた勉強を1.5時間、北辰テストに向けた勉強を1時間、検定の勉強を0.5時間していたとすると
3時間分の遅れがでてきます
これを取り戻すには1日通常の勉強以外に1時間プラスするとしても
遅れを取り戻すのに3日はかかります
つまり、忙しい時期に体調を崩してしまうと取り返しが付かなくなることも多いってことです
体調を崩さない生徒の特徴
特に朝に強い生徒は塾も休まないし、体調を崩すことも少ないです
つまり
中3の受験シーズンはとにかく健康的なリズムが大切
就寝時間を固定して、勉強時間を軸に生活のリズムを作っていきましょう
わたしの塾では夏休み毎日長時間勉強をするため
自然に勉強のリズムを作っています
そのリズムのまま二学期に入り、中学3年は毎日3時間決まった時間に塾で勉強をします
寝る前まで塾で勉強しておくと
家に帰ったらあとはお風呂に入って寝るだけですので生活リズムは安定しやすい
来年はもう少し生徒に生活リズムについて周知できるようにしていきたいと考えています
体調を崩しても気持ちを切らないこと
どうしても体調を崩してしまうことはあります
そんなときは先手を打っておくと便利
わたしは生徒に「体調の悪いときは回復に全力をつくしなさい」と伝え
さらに「モチベーションは急に上げずに淡々と勉強をするように」とも伝えています
そのため、今年の中3でたとえ体調を崩してしまっても
復帰後モチベーションは変わらずに勉強に入ってくれます
勉強効率が下がったら回復優先
正直、体調が少し悪いときでも私は勉強できると思います
しかし、体調の悪さが勉強効率を著しく落とすときは全力で回復したほうが良いでしょう
効率の悪い状態でダラダラ勉強するよりも
全力で回復した後に、効率よく勉強しましょう
体調管理は家族の協力が必須
体調不良は生徒本人よりも家族から感染してしまうパターンが多くあります
このパターンでは、なんとか受験生の生徒だけでも感染を防ぎたいですね
家族内で体調が悪い人が出た際には、受験生との接触を最小限にできるように事前に話し合っておきましょう
体調管理はやっぱり受験ではかなり重要
体調管理は
そもそも体調を崩さない「予防」と
体調を崩してしまった際の「対応」が
大切になります
子どもが受験生になった際には家族でしっかり話し合っておくことが大切ですね